一日も早く・・・・

一日も早く・・・・
今日の長崎は心地よい晴れ間が広がり、ちょっと暑いほどでした。

そんな中、やはり奄美大島の事がとても気になっています。
奄美大島の土砂災害や家屋への浸水の被害を見ると、
長崎の水害の時の事と重なり心痛みます。


長崎大水害の直後、
大雨が落ち着いて、久しぶりの太陽の下の晴れ間は、
複雑な思いの太陽の眩しさでした。
晴れて外の状況がわかるようになって初めて実感した・・・
ほんの数日前とは全く違う悲惨な状況。

一体どれだけの力がこんなに変えてしまったんだろう・・・・
悲しいとかという感情が湧かず、ただ自然の力の威力の凄さを強烈に感じていました。

普段は普通に行動範囲だった徒歩10分の場所の被害状況を人から耳にしても自分の足で行って確認などする気持ちの余裕もなく、ずっとずっと後になって被害状況の写真で見たものでした。


道路、家屋、
一度水圧で浮かんでひっくり返ってしまった電化製品すべての被害、
そして、固まってしまった泥との格闘・・・格闘・・・・・

晴れないと片付け作業が出来ないのですが、
さて一体何からすればいいのか?
何が出来るのか?

水道も出ない、ガスも止まっている・・・・・当時は携帯もありません。
買い物するにもそのお店も被害で開いていない・・・・

いつもテレビで見ていた何人ものレポーターさん達が、中島川の石橋が壊れている中で長靴でカメラに向かっていた風景を見ながら、
テレビも電話もできない状況の中で、長崎だけが大変な事になってたの??・・・
と、ぼんやり実感した事。

悲しいという思いより、どうしよう??どうなるんだろ???。

そんな中、全く連絡が取れない状況の中で、
車で3時間ほどの場所から笑顔いっぱいの親戚のおじちゃんがトラックの荷台いっぱいにお水の入ったポリタンクを持ってきてくれた時のなんとも言えない気持ちは今でもずっと残っています。

お見送りの際は、おじちゃんの背中を穴が空くほど見つめていました。
言葉では表せないほどの「感謝」を心の底から感じたのはあの日かもしれません。


奄美大島の皆様、
一日も早い復興をお祈り申し上げます。

二次災害が・・・これ以上の被害がない事を心の底から祈ります!!