切れはしさん

切れはしさん
毎日、毎日、ニューヨーク堂には焼きたてホヤホヤのカステラの香りがしています。

カステラは焼きあがって熱が十分冷めてから切っていきます。

同じ素材で同じように焼かれているのに、焼きあがったカステラの四辺の端っこは切り落とされます。

その部分は、その端ギリギリで長崎カステラとしてバニラアイスをサンドされるカステラと切れはしになる境界線・・・・

もちろん、切れはしさんは皆様に喜んで頂いておりますが、たぶん、カステラとして焼きあがるつもりで焼き型に流し込まれたと思うんです。カステラアイスになる気満々だったと思います。

例えば、パンの耳もそうだと思います。(パン屋さん勝手な事言ってすみません・・)

たまたま両端になったばかりに焼き上がりがふんわりした白ではなく硬い感じの茶色で耳になってしまうのはやはり不本意だと思ってるのかな・・・・と考えてしまう私って・・・・変ですね(笑)

・・・・・はい、変です。

でも私が言いたいのは、職人さんにとっては切れはしさんも愛情込めて作った作品です。

だから、ニューヨーク堂はその作品をすべて大切にして喜んで頂く事が一番の喜びであるのです。

・・・ちなみに、カステラでラスクを作ってみました。
ミルクとバターの香りとサクサクとした食感がクセになりそうです。

ただ、商品化になる日は未定です。

ちょっと、一瞬、焼き釜が空いていたので、社長がスタッフのおやつとして
作りました。

にぎやかな私も、ラスクを食する時は静かになり、思わず2枚頂きました♪
噛み噛みしながら楽しくなりました。

サクサクふんふん♪
サクサクふんふん♪♪