ニューヨーク堂のソフトクリームの話

ここ10年以上は裏メニューと言われるほど、「知る人ぞ知る」化しているニューヨーク堂のソフトクリームのお話です。


今から80年前、昭和12年、祖父が23年の修行を経てニューヨークより帰国し、
洋食レストランとしてニューヨーク堂を開業しました。
諏訪神社の近くでした。
学生さん達が出入りすると先生に怒られた時代だったそうです。
開業当初からアイスクリームは食後のデザートして親しまれていました。
そして、戦後、洋菓子店として開業し、今から50年ほど前からソフトクリームを始めました。
その当時、父は、出前用の箱をソフトクリームを固定し入れやすい様に板にソフトコーンが一個一個入る丸い穴を空けて改良してご近所まで配達していたそうです。
今思うと、夢のような面白いような光景です。
昔のニューヨーク堂の店舗は今よりもはるかに広くて奥深くて長いカウンターがありました。連日、多くのお客様がソフトクリームを食べていらっしゃる光景をはっきりと憶えています。その当時、私はカウンターの中で頭半分見えるか見えないかの身長で唯一できるお手伝いのお水用のグラス洗いをしていました。その当時を憶えていらっしゃるお客様からお声をかけて頂く事もあります(笑)

そんな
ニューヨーク堂の「ソフトクリーム」が
ニューヨーク堂の「長崎カステラ」と共に
この度、マツコさんに「マツコの知らない世界」で食べて頂きました。
長崎から東京のスタジオに行ってソフトクリーム作りました。

ニューヨーク堂のアイスとニューヨーク堂の長崎カステラは幸せです(笑)

ぜひぜひよかったらご覧くださいませ♪

放送は明日6月6日火曜日20時57分~
 「マツコの知らない世界」 ソフトクリームの世界  

このソフトコーンは50年前と変わっていないそうです。

ニューヨーク堂の「長崎カステラ」はザラメ入です。